21. またまたパソコンについて

先日SSパソコンワールドに参加して、つくづく感じたことを一言。

今はパソコンで手紙を書くとき、左右をきっちり合わせるのはボタンの操作一つですみますよね。昔、といっても30年くらい前になるでしょうか − あ、やはり「昔」ですね。1960−70年代に勤めた外資系の製薬会社で社長秘書をしていた頃はまだパソコンはなく、IBMがタイプライターの主力でした。その中でも新しく出てきたのが”Executive”という種類で、それは文字によって大きさというかスペースが違うのです。例えばiとかtは2スペース、MやWは5スペースというように。そしてスペースバーには2種類あって2スペースと3スペースがあり、それを駆使して右側をあわせたものです。これにはちょっとした技を要求されました。ボタン一つとなんという違い!

もっと昔に遡れば、私が女子大をでて就職をした頃は「英文タイプ」ができるというのは、なんと特殊技能のように扱われていたのです。今のようなコピー機もありませんでした。どうしたかといいますと、タイプでコピーをするのです。カーボン紙を何枚も挟んで、手動のタイプでコピーする書類を打つのです!信じられますか?それがたった50年前です。

パソコンとは何と素晴らしいものでしょう。すっかりパソコン中毒になっている私です。次のSSパソコンワールドは11月 日に計画されています。ちょっと覗いてみてください。